なぜ多数のメーカーがある中からOSを選んだのか、まだOSでSUPERLOCKLSDの開発中の頃より、当社でのレーシングカーにて開発ドライバーで現在SUPER-GTで活躍中の井入選手と共同でネッツカップ・アルテッツァシリーズでスタートしました。
最初のころは試行錯誤が続き、ほぼ毎回仕様を変更しては走らせ、仕様の違いによる動きの違いをドライバーのコメントやデーターロガー等で解析し熟成してきました。その結果がワンメイクレースと言う厳しい条件の中での、ポールポジションや優勝、コースレコード等数々の記録を作りました。その結果と完成度の高さからOSスーパーロックLSDとして発売が開始されました。

それ以降も当社レーシングカーやストリートカーでも装着し独自のオリジナルセッティングに力を入れてきました。
その結果、レースカーでは他メーカーではオーバーホールサイクルが短いデフが、ほぼ毎回チェックだけで、数年にわたりオーバーホールせずに、イニシャルの変化も少なく現在もそのままと言う、他メーカーでは信じられない耐久性で、いまだにトラブルも出ていません。
また過酷な24時間レースでもトラブルもなく完走し、OS製の信頼性の高さと、オリジナルセッティングの効果が存分に発揮できました。

レース活動が縮小しストリート車両がメインになった今でもデモカーやユーザー車両で開発は現在も進行しています。ストリート言う状況変化の多いステージでの完成度の高さと、年々進化するタイヤやパーツとのマッチング設定、ユーザーの求めるレベルや車の完成度によるバランスなど、デフも進化を続けます。開発が終わればそれまでで、改良を続けることも楽しみの一つです。

現在デフを装着している方も中には乗りにくい仕様かもしれません。慣れたからとそのままの人も多いと思います。サスペンションと同じでデフもセッティングパーツの一つです。タイヤや走るステージ、車の仕様変更に伴いセッティングするパーツと考えるべきです。
デフの仕様は現在までの膨大なデーターの中から目的や希望にあったデフを制作できます。初めてデフを組む方も、現在組んでる方も当社のオリジナルセッティングを味わってみてください。FFにはこうとかFRにはこうとか、イニシャルは・・とかあのメーカーはこうとか、、情報が散乱してる今だからこそ自分にBESTなセッティングの仕様を制作できます。